9.30.2013

へち竿 全竹 中通し


今年の夏は何だか忙しく、釣りにも工房にも行けず、なかなか作業が進みませんが久しぶりの投稿です。

折れた9本継を気長に直しつつ、メインとなるヘチ竿の制作を進めています。

手元は淡竹、胴〜穂先は布袋。
全竹の中通しです。

中通しとは竹にある節を全て削り抜き、完全に筒の状態に加工して作る竿のこと。

糸を竿の中に通すことによって、
ガイドと呼ばれる糸通しを付ける必要がなくなるのと、釣り場で風の影響を受けにくくなる利点がある。

内側からの力に弱く割れやすい穂先に1mmに満たない穴を貫通させるのは至難の技である。

作業は糸巻きまで終わっています。
次回の工房でフッ素加工なるものを教えて頂きたいと思います。









Desk top gardening

野山で育ったせいか、緑がないと落ち着かない。

毎日通うオフィスはコンクリートジャングル。机にはPCとスマートフォン。

状況を打開するために、Desk top gardeningを始めました。

テーマはベニスビーチにあるサーフショップ「モラスク」のエントランス。
これ。


散々探したが、ぐっとくる鉢がなかったので、手元にあったスタバにいれてみると…悪くない。


半日おいてみたが、どうもクーラーの風が気になる。

そこで、簡易温室にチェンジ。
一安心。







9.11.2013

コトの発端

釣りといえばスルスル伸びる竿にリールと天秤。3本針の仕掛けの投げて当たりを待つだけ。

サーフィンするつもりが波が全くなく、誘われた へち釣り に一気に引き込まれてしまいました。

今まで投げて待つだけの5ー6センチのハゼ釣りと同じ場所で40cmを越える黒鯛が釣れるのです…

しかも、仕掛けは針とガン玉のみ。
シンプルで奥深い。
やめられません





9.07.2013

Restart

出張や帰省で8月はお休みしていた和竿作り。

本日より再開。工房へお邪魔してきました。

手をつけていなかった布袋竹に掘り出し物の根付き手元を発見。
作るのは、もちろんヘチ竿。

8月中に2本折ってしまったうえに、1本は実家の父上に献上してきたので、今手持ちが…

で、飛行機に持ち込めるギリギリサイズの60cm小継を作ろうと考えていた竹を使い、

ヘチ竿 全竹2本継中通し 8尺5寸

の製作に取り掛かる。
あーー、楽しい