折れた9本継を気長に直しつつ、メインとなるヘチ竿の制作を進めています。
手元は淡竹、胴〜穂先は布袋。
全竹の中通しです。
中通しとは竹にある節を全て削り抜き、完全に筒の状態に加工して作る竿のこと。
糸を竿の中に通すことによって、
ガイドと呼ばれる糸通しを付ける必要がなくなるのと、釣り場で風の影響を受けにくくなる利点がある。
内側からの力に弱く割れやすい穂先に1mmに満たない穴を貫通させるのは至難の技である。
作業は糸巻きまで終わっています。
次回の工房でフッ素加工なるものを教えて頂きたいと思います。
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