10.27.2013

工房

竹は、釣りによって種類が違います。
刈ってから、制作に入るまで2-5年の乾燥が必要です。

作業台と小刀


ガス式のコンロ、。火入れといい、竹を真っ直ぐにしながら、竹の繊維を熱してカーボン状態にします。一瞬のタイミングを逃すと、燃えてしまいます。ビビって火が入らないとまた曲がってきてしまいます。火入れが出来れば一人前。と師匠や兄弟子から常々言われますが、師匠に甘えてやってもらってしまいます…


竹の切り口の内径を丸く削る刃。ミリ単位でのサイズが沢山あり、個人で所有するのは難しいと思います。この刃を作る職人さんはもう居ないとのことです。
その刃を取付けるドリル。

このような専門的な道具が無いと和竿は作れません。もちろん一番大事なのは技術ですが。

見よう見真似や独学の和竿もどきは直ぐに見破られるようです。

技術力。大事ですね。


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